お住まいは年数が経過すると色褪せを起こしたり塗装の剥がれが生じる箇所が出てきます。
症状が軽く大掛かりな工事をする程ではなく、全体的な工事が必要になるまで部分的に悪くなっているところだけを補修したいと言うご相談をいただくことがあります。
そこで実際に見積もりを取ってみたところ、金額が予想以上に高かったと言う声をよく聞きます。
理由としては部分的な補修工事の場合でも材料が乾燥するまで次の作業に進めず、職人の待ち時間による人件費が発生してしまうことが挙げられます。
小規模の工事をいくつか掛け持ち、次の作業待ちをしている間に別の現場へ行くこともありますが、移動にはガソリン代がかかってしまうほか、材料は範囲に合わせて少量を発注することができず余分に材料を発注することになるため材料代も多くかかります。
そのため部分補修はどうしても費用がかかってしまいますので、いずれ塗装をしようと考えている方は部分的な工事よりも全体の塗装を行った方が長い目で見て費用を抑えることができます。
ご計画やご要望はそれぞれありと思いますので工事の目的なども含めて検討するといいでしょう。
