塗装工事の提案の際にお客様から水性塗料と油性塗料はどちらを使うんですか？と質問をいただくことがあります。
特に犬や猫などのペットを飼っているご家庭から臭いの影響がないか不安だと思われる方が多いです。
塗料以外でも水性と油性を耳にすることもありますし、そのため水性より油性の方が優れているのではないかとイメージされる方もいます。
以前は確かに油性の耐久性は高いものでしたが、近年では水性塗料が主流になっていることもあり、水性塗料の品質も向上して油性塗料と比べてもほとんど差はなくなりました。
そのため耐用年数や健康への影響などお客様の要望に合わせて幅広く材料を選ぶことが可能です。
ただし家全体を全て水性で仕上げることは難しく、雨樋や鉄部などの付帯部に関しては油性塗料を使用します。
特に軒天などの塗装をしている時には家の中にも臭いが入りやすくなってしまいます。
どうしても臭いが気になると言う方は業者に相談し、窓を一部開けられるような養生をしてもらうことで換気ができ、臭いも軽減されます。
使う材料や工事中の流れについて気になることがあれば担当者や職人に伝えておき、なるべく負担にならない提案を受けるようにしましょう。
