せっかく外壁塗装をするなら次回の塗装時期まで少しでも長く持ってほしいもの。
外壁塗装で使われる塗料には、どれくらいの期間塗料が持つ効果を保つことができるのかを示した耐用年数と呼ばれるものがあります。
この耐用年数が長ければ長いほど塗料の効果も長持ちするのですが、さらに詳しく耐用年数について見ていきましょう。
□塗料の耐用年数
塗料はグレードによって耐用年数に違いがあります。
現在では一般住宅に使われることはないアクリル塗料で5~7年、最も耐用年数が長いものは無機塗料で20年以上の耐用年数を誇ります。
ただし、同じ種類やグレードの塗料でも「樹脂の含有率」「水性・油性」「1液型・2液型」などの条件で耐用年数に差が生まれてしまうことには注意しましょう。
また、各メーカーが公表している耐用年数はあくまでも新築時に塗装することを想定しています。
ですので塗り替えの際の外壁の状態や劣化具合によっても耐用年数にズレが生じることは押さえておきましょう。
□耐用年数が過ぎた外壁
耐用年数は指標の一つに過ぎず、環境によっても大きなズレが生じることになります。
メーカーの耐用年数を過ぎていなくても以下のような症状が発生していれば塗料の効果が切れてしまっている目安となります。
・色褪せをしている
・塗膜にヒビや割れ、剥がれが発生している
・外壁にコケやカビ、藻が発生している
・塗膜に雨だれや油汚れ、チリやほこりなどの汚れが付着している
・手で触ると白い粉が付くチョーキング現象が発生している
・鉄部にサビが発生している
これらのうち一つでも当てはまるものがあれば塗膜の防水性・防汚性・防カビ性などの機能が低下していることになります。
□耐用年数が過ぎた外壁を放置した場合
耐用年数が過ぎたにも関わらずメンテナンスを行わなかったからと言って今日明日にでも建物が倒壊してしまうような大事に至ることはありません。
しかし、塗膜には外壁などの部材を保護する重要な役割があります。
この保護機能が失われれば、部材の劣化が急激に進行してしまうことは事実です。
深刻な問題が発生すればそれだけ修繕やリフォームに費用がかかってしまうため、耐用年数が過ぎた外壁を放置するのではなく適切にメンテナンスを行うことでメンテナンスコストを削減でき建物の健康も保たれるのです。
□最後に
塗料自体の耐用年数や立地条件など様々な要素が絡み合って実際の耐用年数を左右しますが、これに加えて塗装職人の技術によっても耐用年数には差が生まれます。
いい塗料であれば安心だとは一概に言えないことにも注意しましょう。
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