シャッターや雨戸を中心に住まいのあらゆる部分に使われている金属。
特に住宅で使われている金属は外部についてるものも多く、どうしてもサビが発生しやすい環境下にあると言えます。
サビが発生していると見た目が悪いという印象を与えるだけではなく、見えないところで老朽化が進んでいるサインでもあります。
□そもそもサビとは?
サビがは金属が水分と接することで発生します。
金属部分を含む外壁や屋根が新しい間は塗装面の防水効果によりサビの発生を防いでいますが、時間の経過とともにその防水機能も徐々に弱まっていきます。
防水機能が弱まると水分が溜まりやすくなり、サビが発生しやすい環境になってしまいます。
下地処理や防サビ処理が正しく行われていなかったなどの手抜き工事が原因の場合もありますが、一般的には経年劣化によるものが原因です。
また、金属でもないのにサビが発生していたという経験はありませんか?
主に外壁に現れるサビですが、金属サイディングやトタンを使っている訳でもないのにサビが発生することがあります。
これはもらい錆と言い、ホースや自転車、照明器具や脚立などが外壁の付近にあるとこれらから発生したサビが外壁に移ってしまうことがあるのです。
もらい錆で発生したサビは威力が強いため、侵食や内部の劣化が非常に早い傾向があるためサビやすいものは外壁の側に置かないなど注意が必要です。
□サビを見つけた時は?
サビを自分で落とすことは可能ですが、綺麗になるのはあくまでも表面だけでサビは内部に根を張っているため、根本的な解決にはならないことを押さえておきましょう。
その上で応急処置的にサビを落とすことは可能ですので確認していきましょう。
①家庭用ホースで洗浄
もっとも簡単な対処法としてホースの先を押しつぶし水圧を上げて直接洗浄する方法があります。
簡易的な対処法のため、酷いサビにはあまり効果がありません。
➁サビ専用の洗剤を使う
ホームセンターではサビ専用の洗剤を取り扱っています。
これを使うことで水だけでは落とせなかったサビも落とすことができますが、洗剤をしっかり洗い流しておかないと変色の原因になるため忘れずに洗い流しましょう。
➂ブラシやスポンジを使う
固いものをものを使ってしまうと傷を付けてしまう原因になるため柔らかいものを選びます。
洗剤と合わせて使うことができますが、洗剤に研磨剤が入っているとこちらも傷を付けてしまう原因になるため力を入れて洗わないようにします。
□サビの対処は専門業者へ
リフォーム会社や塗装会社であれば専用の工具を使いさび落としを行ってくれます。
更にサビ止めの選定や塗装など、根本的な解決をするとともにサビの再発を防いでくれるため、サビを見つけた時には自分で対応しようとせず業者にしっかり対応してもらうことをおすすめします。
□最後に
サビが発生した時、既に内部では腐食が進行してしまっているケースも珍しくはありません。
もっと言えば、サビが発生すると言うのは鉄部の劣化において最悪の状態とも言えるのです。
たかがサビと放置するのではなく早めの対応でより長く安心して過ごせる住まいづくりが大切なのです。
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