「外壁塗装をDIYでしたいけど、お金がないからはしごでやろうかな。」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
確かにDIYではしごを使うと費用を安く抑えられますが、非常に危険です。
今回は、外壁塗装のDIYではしごを使ってはいけない理由を福岡の業者が解説します。
□外壁塗装のDIYではしごを使ってはいけない理由
*転落の危険がある
業者は安定した足場を組み立てて作業しますが、その業者でさえ転落事故と隣り合わせの状況で作業しています。
そのため、素人が不安定なはしごの上で作業するのは非常に危険です。
*天候の影響を受けやすい
はしごは不安定なので、風の影響を受けやすいです。
はしごの上にいるときに強風が吹くと、はしごごと倒れてしまう危険性があります。
また、暑い日や寒い日にはしごの上にいると、いっそう暑さや寒さを感じやすくなります。
暑さや寒さを感じると、集中力を欠いてしまい、転落の危険性が増します。
*色ムラが生じやすい
はしごは不安定なので、はしごの上で塗装に集中することは非常に難しいです。
また、外壁塗装は左右の移動が多い作業であるのに対し、はしごの上ではほとんど左右には動けないので、手が届きにくいところが出てきます。
そのため、色ムラのある仕上がりになってしまいがちです。
また、このような作業のしにくさも転落の原因となります。
*意外と費用がかかる
外壁塗装のDIYではしごを使うことはデメリットばかりではありません。
はしごを使う唯一のメリットとして、人件費を削減できることが挙げられます。
足場を組み立てる際、作業員に組み立ててもらう必要があるので、その分の人件費がかかってしまいます。
そのため、DIYではしごを使うと、費用を安く抑えられるでしょう。
しかし、万が一転落してけがした場合、入院費用がかかり、結局足場を組むよりも高額の費用がかかってしまいます。
また、色ムラや早期の剥がれが生じて塗り直しになると、その分の費用がかかってしまいます。
したがって、DIYではしごを使うかどうかはお客様次第ですが、もしはしごを使うのであれば、転落や塗り直しの可能性を覚悟の上で使う必要があります。
□まとめ
今回は、外壁塗装のDIYではしごを使ってはいけない理由について説明しました。
職人が安定した足場を組んで作業しても落下する危険があるのですから、素人が不安定なはしごの上で作業するのは非常に危険です。
そもそも外壁塗装をDIYですること自体が非常に危険な作業です。
そのため、外壁塗装はDIYではなく、私たち業者に依頼して塗装してもらうことをおすすめします。