一度外壁塗装を経験したことがある方の中には前回の塗装は失敗した、と後悔している方もいるでしょう。
こうして失敗したと後悔している方は何が原因で失敗したと感じているのでしょうか。
「営業マンや業者に騙されてしまった」「悪徳業者に引っかかってしまった」「予算がなくて安い工事を頼んでしまった」などなど、様々な理由があるでしょう。
しかし、実はこれらの理由で塗装工事に失敗してしまった訳ではありません。
こうした方々が塗装工事に失敗してしまった本当の理由、それは「塗装工事に関する知識がなかった」ことが原因だったのです。
□どうして知識がないから失敗したのか
塗装に関する知識は専門的で、お客様の立場からすれば一生のうちに数回するかしないかの工事になるため、様々な知識を備えておくことは難しい話です。
何より塗装業界に従事する者であっても全てを知っている訳ではないため、しっかりとした塗装の知識を身に付けていなければならないと言う訳でもありません。
必要なのはこれから塗装をしようと考えた時に見積もりを依頼する業者、工事をお願いしようと思っている業者の知識や技術が確かなものなのかを自分自身で確認することです。
これを確かめるためにもある程度の知識を持っていると業者の選定にも役立ちますし、明確な目的を持つことができます。
つまり塗装工事における成功のカギは「知っていること」なのです。
□どんなポイントに注目すればいいの?
塗装工事は失敗してしまってからでは元に戻すことができません。
成功させるために必要な「知識」とは具体的にどんなことなのか、ここでは2点に絞ってお伝えしたいと思います。
まず始めに、下請け業者が工事をする問題点です。
地元密着型の塗装店は自社職人で工事を行いますが、その他のハウスメーカーやリフォーム会社、工務店は基本的に下請け業者に塗装工事を任せます。
下請け業者に任せること自体は決して悪いことではないのですが、ここにおける問題点は下請け業者の請け額です。
下請け業者の請け額は人件費だけではなく材料費も含めた上で「30万円」が当たり前で深刻な場合は「15万円」と言うことも。
戸建てを一棟塗装するのに20~25人工が必要なのですが通常1人工は1万5000円ぐらいです。
20人工で塗装できたとしても人件費だけで30万円になってしまいます。
これに材料費が加わるのですから下請け業者は赤字です。
何とか赤字を回避しようとした結果手抜き工事が行われてしまう、こうした実情があるためにハウスメーカーやリフォーム会社などの下請け業者を使った業者には気を付けましょうと言われるのです。
つまり大切なのはやはり「自社施工かどうか」と言う点になります。
次に工事金額の問題です。
お客様の立場では出来るだけ安く、でも品質のいいものをと考えます。
結論から言えば安さを求める以上は品質の保証はされないと思ってよいでしょう。
見積もりの説明では安いけどしっかり長持ちしますよ、と言われるかもしれません。
ですが、塗装業者もボランティアで工事をしている訳ではありませんし当然利益を出さないといけません。
安い金額で契約した場合、業者は1棟でも多くの仕事をこなさなくてはならなくなり、どうすれば1棟が早く仕上がるのかを考えれば、いい加減に塗装して本来の塗り回数よりも数を減らせば当然ですが仕事は早く終わります。
安くていい工事をお願いできたと思っていても実際はそうでない事がほとんどです。
価格と品質のどちらも重視したい気持ちは分かりますが、ここでは「仕事内容と価格のどちらを売りにしているか」がポイントになります。
□最後に
塗装工事に失敗してもすぐにまた工事すればいい、と言う事はまずできません。
一度塗装してしまえば約10年間は塗り替えが難しいものですので、失敗せず塗装工事を無事に終わらせることが大切です。
今回のお話も一つの「知識」としてお役に立ててください。
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